物件名：立石シティハイツ東棟住所：東京都葛飾区立石2-23-1

「立石シティハイツ東棟」は、東京都葛飾区立石2丁目に位置する鉄筋コンクリート造5階建てのマンションで、1983年に竣工しました。最寄り駅の京成押上線「京成立石」駅から徒歩約9分と、通勤や通学にも便利な立地にあります。加えて、都営バスや近隣路線も利用可能で、東京23区内でありながら落ち着いた住宅街にある点が特徴です。

物件の魅力としてまず挙げられるのは、下町情緒あふれる立石エリアの温かみある生活環境です。周辺には昔ながらの商店街や個人経営の飲食店、スーパー、ドラッグストア、公園などが充実しており、日常生活に必要な施設が徒歩圏内に揃っています。また、葛飾区は子育て支援や高齢者福祉に力を入れている自治体で、医療や教育面のインフラも整っています。小中学校も近隣にあり、ファミリー層にも適したエリアと言えるでしょう。

建物自体は築40年を超えており、外観や設備面にやや古さは感じられるものの、過去には修繕工事も実施されており、管理状況は安定しています。中古マンション市場では、築年数の経過した物件でも、リノベーションによって再び価値を見出すケースが多く、立石シティハイツ東棟も専有部のリフォーム次第で快適な住空間を実現できます。

懸念点としては、築年数に伴う設備の老朽化や、建物の耐震性に不安が残る可能性があります（新耐震基準前の建築）。そのため、購入前には耐震診断や修繕履歴の確認をしっかりと行うことが重要です。また、エレベーターのない低層マンションであるため、階数によっては利便性に差が生じる可能性があります。

資産価値・流通性の面では、京成立石駅周辺は駅前再開発が進行中で、今後の地域価値の向上が期待されています。再開発完了後には、住環境や商業利便性がさらに向上することが見込まれ、それに伴い不動産価値の上昇が期待できるエリアです。中古市場においても、2LDK〜3LDKのファミリータイプの需要は根強く、購入後の売却や賃貸運用も視野に入れることができます。

総合的に見て、立石シティハイツ東棟は、築古であることを前提に、コストパフォーマンスや住環境の良さ、今後の発展可能性などを重視する方には十分魅力的な選択肢です。自らのライフスタイルに合わせてリフォームを施し、下町の温もりを感じながら落ち着いた暮らしを送りたい方におすすめの物件です。